―“イヤイヤ期”の正体と、家族の節目を祝う「七五三」の話―
3歳を迎えたわが子。
可愛くてたまらないのに、どうしてこんなに毎日が大変なんだろう。
「イヤ!」
「やだ!」
「ちがうの!」
「まだ!」
——たった一言で、1日の予定が全崩れ。
朝から泣いて、怒って、わめいて、なだめて…気がつけば自分の方が泣きたくなっている。
そんな経験、きっとあなただけじゃありません。
この記事では、3歳児の“イヤイヤ期”にどう向き合えばいいのかを丁寧にお伝えすると同時に、
その成長の証として訪れる七五三という人生の節目についても、そっとお話しさせてください。
「イヤイヤ期」は、心の中の“はじめての反抗”です
3歳の子どもにとって、「イヤ!」は“反抗”ではなく“挑戦”です。
それまで親の言うとおりに過ごしてきた子が、「自分で考えたい」「自分で選びたい」と思いはじめる時期。
それがちょうど、3歳頃。
でも、まだ言葉で上手に説明できないから、感情を「イヤ!」で表すしかないのです。
この時期を、「困った時期」ではなく「育っている証」と捉えられるかどうかで、親の心の軽さは大きく変わってきます。
「イヤ!」が止まらない日々に、心を穏やかにする5つのヒント
1. “時間”にゆとりを持つ。余白が心を守るから
子どもは大人のペースでは動けません。
朝の支度、外出、食事…すべて10〜15分前倒しするだけで、心の余裕がまるで違います。
「イヤ!」が出る時間さえ、成長のプロセスだと思えば、あわてる必要はありません。
2. 命令ではなく、“選択肢”を渡す
「お片づけして」ではなく
「このおもちゃから片づける?それともこっち?」
人は「自分で選んだこと」に納得しやすいもの。
3歳児もその例外ではありません。「決める経験」を小さく積み重ねることで、自信と納得が育ちます。
3. 「イヤ!」の奥の気持ちを代弁してみる
たとえば、玄関で泣いている子に「どうしたの?」ではなく、
「靴じゃなくて、サンダルがよかったんだよね」と、気持ちを言葉にしてあげる。
そうやって子どもの感情を“わかってくれる人がいる”と感じさせることで、心は自然に落ち着いていきます。
4. イライラしたら、あえて“少し離れる”勇気を
親だって人間です。イライラが募るのは当然のこと。
そんなときは、「ちょっとだけママ、お水飲んでくるね」と物理的に距離をとることで、互いに感情が冷めます。
“無理に頑張らない”ことも、立派な育児です。
5. 「ダメ」じゃなくて、「なぜ」を伝える
「走っちゃダメ!」ではなく、
「お店の中で走ると人にぶつかってケガしちゃうかも」
理由を添えて話すことで、子どもも納得しやすくなります。
理解が追いつかない時期でも、“説明される経験”を重ねることが大切です。
乗り越えた先に待っている、ご褒美のような日。それが「七五三」
3歳というのは、たくさん泣いて、たくさん怒って、たくさん笑って、
でも確実に、ひとつずつ成長を積み重ねている時期です。
そんな日々を一緒に乗り越えたからこそ迎えられる、七五三という晴れ舞台。
着物を着て、ヘアセットをして、ちょっぴりおすまし顔でカメラの前に立つ姿は、
「この子、こんなに大きくなったんだ…」と、心から実感できる瞬間です。
毎日奮闘しているあなたにとって、
それはきっと、かけがえのない「報われる日」になるはずです。
七五三撮影、迷っているなら…“子どものペースを大切にする場所”を
写真スタジオって、「泣いたらどうしよう」「ちゃんと笑えるかな」って心配になりますよね。
スタジオノーブレムでは、子ども一人ひとりの性格やペースに寄り添った撮影を大切にしています。
ぐずっても、泣いても大丈夫。
ありのままの「今」を、やさしく受け止めてくれる場所です。
最後に:あなたの頑張りは、ちゃんと伝わってる
毎日、がんばっているあなたへ。
泣いて、怒って、笑って、また泣いて。
その繰り返しの中で、ちゃんと子どもは育っています。
完璧じゃなくていい。
うまくいかない日があってもいい。
それでも毎日そばにいて、愛して、抱きしめて。
それがどれほど、すごいことか。
七五三という小さな節目に、あなたと子どもの毎日がやさしく結ばれますように。