「着物イヤ！脱ぐ！」その瞬間、どうする？
「七五三の日、朝から娘が“着物イヤ！”って泣き出して…」
「着替えるだけで30分格闘。もうどうしていいか分からない…」
そんな声をよく聞きます。
七五三は成長を祝う大切な日。でも、子どもにとっては非日常すぎて、戸惑って当然なんです。
このガイドでは、着物を嫌がる子への「泣かせず」「怒らず」「自然に笑顔へ」導く10の具体策をご紹介します。
ママたちの不安にそっと寄り添いながら、七五三があたたかい思い出になるよう、お手伝いできたら嬉しいです。
まず知ってほしい、「着物がイヤなのは普通です」
子どもが七五三の着物を嫌がるのは、決して特別なことではありません。
✔ 見慣れない服で緊張
✔ 動きにくくて不快
✔ 何をされるか分からず不安
✔ 着付けや撮影が長くて退屈
これは大人の“スーツを着たくない日”と同じ。
子どもにもちゃんと理由があります。無理に説得するよりも、少しだけ“寄り添う工夫”をしてあげると、驚くほど変わります。
泣く子も笑う！ママが今日からできる10の魔法
① 「これ誰？かわいいね」と動画・写真でなじませる
まずは“知らないモノ”を“憧れ”に変えることから。
YouTubeやInstagramで七五三姿の子を見せながら、
「この子、楽しそうだね〜」「かわいい着物だね」と声かけを。
自分の姿を重ねるきっかけになります。
② 「どっちがいい？」と選ばせて主役に
子どもは“選ぶことで納得する”生き物です。
着物や髪飾り、バッグなどを2択で選ばせましょう。
「ママはこっちも好きだけど、◯◯ちゃんのセンスもいいね！」と褒めながら導くのがコツ。
③ 着替え中は「動画・おやつ・褒め」フル活用
着付けに集中できないのは当たり前。
お気に入りのアニメを流したり、小さなおやつを口に入れてあげるのもOK（着物汚れには注意！）。
「あとちょっとでプリンセスだね♡」とテンションを上げて。
④ 苦しくない衣装を選ぶのが最優先
見た目が可愛くても、子どもが泣くようなら意味がありません。
兵児帯（へこおび）など締め付けの少ない衣装を選びましょう。
最近は“動きやすさ重視”の着物レンタルも増えています。
⑤ 撮影は「遊び」感覚で練習してみる
突然カメラの前に立たされても、うまく笑えません。
おうちで「かわいいポーズ大会」などの遊びを通して、
自然な表情を引き出す練習をしておきましょう。
⑥ 草履には“事前の慣らし”が命
「痛い」「脱げる」と嫌がる草履。
家の中で歩く練習をしておくと安心です。
滑り止め付き足袋、草履のゴム留め、そして“いざというときのスニーカー”を忘れずに。
⑦ 神社やスタジオに事前に“行ってみる”
初めての場所に緊張するのは当然。
衣装合わせのときにスタジオに立ち寄ったり、
お参りの場所に下見で行っておくと安心感が全然違います。
⑧ 撮影時間は“子どものゴキゲンタイム”に
朝の方が元気？それとも昼寝のあと？
子どもによって「ご機嫌タイム」は違います。
予約はそれに合わせて調整しましょう。焦らない時間配分が大切です。
⑨ 「終わったらケーキだよ！」作戦は最強
ご褒美の効果は絶大。
「全部終わったら、パフェ食べに行こうね」とあらかじめ伝えておくだけで、
子どものモチベーションはグッと上がります。
⑩ 「ママも七五三のときね…」と話してみて
親の思い出をシェアすることで、七五三が特別な“家族の通過儀礼”になります。
ママの七五三写真を一緒に見ながら、「着物っていいな」と自然に思える雰囲気を。
それでもうまくいかないときは？それも“思い出”に
「着てくれなかった」「全部スムーズにいかなかった」
…それでも大丈夫。
大切なのは、家族が“笑って過ごせたかどうか”。
イヤがった姿も泣き顔も、数年後には「懐かしいね」と笑える大事な記録になります。
七五三の不安を一緒に減らせるスタジオを選びませんか？
着物選び、撮影の段取り、子どもの機嫌…。
全部をママ一人で背負うのは、本当に大変です。
スタジオノーブレムでは、着物を嫌がるお子さまへの対応も熟知したスタッフが常駐。
撮影前の打ち合わせから当日まで、一人ひとりに合わせたサポートを行います。
「イヤイヤ」だった男の子が、たった15分で最高の笑顔に変わる。
そんな魔法のような瞬間が、ここにはあります。
最後に。
七五三は、「完璧」じゃなくていいんです。
うまくいかなくても、笑顔の一瞬を残せたら、それが最高の記念日。
あなたの七五三が、あたたかい思い出になりますように。
