七五三は、子どもの健やかな成長を祝う一生に一度の大切な行事。
せっかく着物を着て、家族でお参りするからには、思い出に残る素敵な一日にしたいですよね。
でも実際は、
「混みすぎて待ち時間だらけだった…」
「写真の予約を忘れてバタバタした…」
「子どもがぐずってちゃんと撮れなかった…」
こんなトラブルが意外と多いんです。
この記事では、名古屋でも人気の熱田神宮で七五三を迎える方のために、失敗しない準備のコツをじっくり解説します。
当日を安心して迎えられるよう、必要な情報をすべてまとめました。
【なぜ熱田神宮?】名古屋ママに選ばれる理由
名古屋を代表する歴史ある神社、熱田神宮(あつたじんぐう)。
七五三のお参り先として選ばれる理由は、この3つ。
1. 日本屈指のパワースポット
三種の神器のひとつ「草薙神剣」を祀る由緒正しい神社。
「しっかりとしたご祈祷をしてほしい」というご家族に選ばれています。
2. 写真映えする美しい境内
大きな鳥居、立派な社殿、広い境内と自然。
秋には紅葉もきれいで、和装がとても映えるロケーションです。
3. アクセスが便利、駐車場もあり
名鉄「神宮前駅」からすぐ。
駐車場もあるので、おじいちゃんおばあちゃんも一緒に行きやすい。
【まず知っておくべき】熱田神宮 七五三祈祷の基本
内容 | 詳細 |
---|---|
予約 | 不要(当日受付) |
受付時間 | 8:30〜16:00(随時受付) |
初穂料(料金) | 6,000円以上(気持ちで決められる) |
ご祈祷場所 | 神楽殿(かぐらでん) |
ご祈祷時間 | 約30分(複数組合同で行われる) |
祈祷は家族みんなで参加OK。
お子さんの名前をしっかり読み上げていただき、ご家族で手を合わせて感謝と祈願ができます。
【注意】ロケーション撮影は事前予約が必須!
熱田神宮の境内でプロカメラマンによる撮影ができるのは、神社指定の「ミカサ写真館」です。
外部カメラマンの持ち込みは禁止。
「写真を撮りたい」と思ったら、必ず事前にミカサ写真館に予約を入れましょう。
【ミカサ写真館の撮影プランの一例】
- 境内ロケーション撮影(ライトプラン)
- 境内ロケーション撮影(スタンダードプラン)
人気の時間帯(午前中や大安の土日)はすぐ埋まるため、
できれば2ヶ月前までの予約がおすすめです。

【成功させるコツ】準備は「逆算」がカギ!
【基本の流れ】
- 着付け・ヘアセット
- 写真撮影
- ご祈祷(熱田神宮 神楽殿)
- 食事・解散
この順番が一番スムーズです。
着付け→撮影→祈祷の順番がなぜいいのか?
→ 着付けしたばかりの着物は、シワや着崩れが少ない状態で写真が撮れるから。
→ ご祈祷後はどうしても疲れてしまうので、先に撮影を終わらせておくと安心。
【混雑ピークを避ける】日程&時間帯選びのポイント
時期 | 混雑度 |
---|---|
10月平日 | ★★☆☆☆(やや混む) |
11月平日 | ★★★★☆(混む) |
11月土日祝(大安) | ★★★★★(激混み) |
12月初旬 | ★★☆☆☆(やや混む) |
【時間帯は朝が勝ち】
時間帯 | 混雑度 | おすすめ度 |
---|---|---|
8:30〜10:30 | 空いてる | 〇 |
11:00〜13:00 | 混みはじめる | △ |
14:00〜16:00 | 空き始める | ○ |
【子どもの年齢別】ぐずらないためのポイント
年齢 | 待てる時間の目安 | コツ |
---|---|---|
3歳 | 30〜60分 | おやつ・お気に入りのおもちゃ必須 |
5歳 | 60〜90分 | 合間に水分補給・トイレ休憩 |
7歳 | 90〜120分 | 着崩れに注意、ヘアセットもチェック |
早めに撮影&祈祷を済ませるほど成功率アップ!
【持ち物チェックリスト】当日バタバタしないために
- 【初穂料】(新札で用意、のし袋も忘れずに)
- 【着物小物】(着崩れ直し用クリップ、ピン、腰ひもなど)
- 【飲み物】(ペットボトル+ストローキャップが便利)
- 【おやつ】(待ち時間対策)
- 【お気に入りのおもちゃ】(小さいぬいぐるみなど)
- 【着替え】(特に3歳のお子さんは必須)
- 【タオル・ハンカチ】
- 【天気対策グッズ】(晴れ:日傘、雨:傘・レインカバー)
- 【予約確認メモ】(写真館・着付け・ヘアメイク)
【家族写真も成功させたいなら】服装選びのポイント
主役のお子さんが着物の場合、家族の服装はシンプルな色味がおすすめ。
家族 | 色味・服装 | ポイント |
---|---|---|
パパ | 黒・紺・グレーのスーツ | ネクタイはシンプルに |
ママ | ベージュ・白・ネイビー系 | ワンピースやセットアップ |
きょうだい | 主役の着物とケンカしない色 | シンプルで動きやすい服装 |
→ 「家族全員写真」も一生の宝物になるので、みんなで相談しておくと安心です。
【まとめ】熱田神宮で後悔しない七五三にするために
- スケジュールは逆算して立てる(着付け→撮影→祈祷)
- 写真撮影(ミカサ写真館)は早めに予約を確保
- 混雑を避けるなら平日&午前中がベスト
- 子どもの年齢に合わせて、休憩&機嫌対策をしっかりと
- 持ち物と家族の服装も事前にチェックして準備OKにする
これだけで、当日はバタバタせずに、家族みんなが笑顔でいられる七五三になります。
「やってよかった!」と思える、素敵な七五三の一日になりますように。
