妊娠中の毎日は、体も心も大きく変わっていく、人生で特別な時間。
そんな“かけがえのない今”を、写真という形に残せるのがマタニティフォトです。
「写真はちょっと恥ずかしいけど、撮っておけばよかったって後悔したくない」
「どんな風に撮ればいいのかわからないけど、おしゃれな写真にしたい」
「子どもに見せてあげたいから、温かくて可愛い写真を残したい」
そんなママたちに向けて、この記事ではスタジオ撮影・セルフ撮影どちらにも使える、おしゃれで心に残るマタニティフォトのアイデアをやさしく丁寧にご紹介します。
1. おうちでできる「セルフマタニティフォト」が意外と素敵!
マタニティフォトはスタジオでなくても大丈夫。
おうちでもちょっとした工夫でプロのような仕上がりが叶います。
●背景づくりは「白+自然光」が味方
清潔感のある白いカーテンや壁を背景にして、日中のやわらかい自然光で撮影すると、ふんわりした雰囲気が生まれます。スマホでも十分きれいに撮れます。
●小物をひとつ添えるだけで「雰囲気がガラッと変わる」
・ガーランド
・エコー写真
・赤ちゃん用の靴や服
・布やレース、造花
こういった小物を背景や手元に添えるだけで、**「私たちの赤ちゃんを迎える準備」**が感じられる、温かい1枚になります。
2. お腹を出さなくてもOK!「ナチュラル系」マタニティフォト
「お腹を出すのには抵抗がある…」そんな方も多いですよね。
でも安心してください。お腹を出さなくても、しっかりマタニティらしさを表現できます。
●おすすめの衣装アイデア
- マタニティドレス(レースやシフォン素材)
ふんわりお腹の丸みを感じさせて、上品で優しい雰囲気に。 - 白シャツ+デニム
シンプルだけど清潔感があり、カジュアルで可愛い組み合わせ。 - Tシャツに「BABY」「Coming Soon」などのロゴ
写真の中にストーリー性が生まれて、見る人の心を惹きつけます。
3. 小物づかいで「私たちだけの1枚」に
写真は“ちょっとした工夫”でぐっと印象が変わります。
エコー写真・ベビーシューズ・サッシュベルトなど、手軽だけど思い出深いアイテムを上手に使ってみましょう。
●おすすめの小物アイデア
- エコー写真:赤ちゃんの「今ここにいる証」として胸に抱くように
- サッシュベルト:お腹にリボンを結んで、命を包む演出に
- ベビーシューズ・名前入りボード:もうすぐ会える「あなた」への準備を象徴して
これらを使った写真は、“未来のわが子へ送る手紙”のような一枚になります。
4. ヘアメイクは「やりすぎない華やかさ」を意識して
メイクも髪型も、ナチュラルが基本。
だけど「ほんの少しの華やかさ」を足すことで、ぐっと印象が上がります。
●メイクのコツ
- ツヤ肌ベース+血色チーク(ピンクやコーラル)でやさしい表情に
- アイメイクはナチュラルなブラウン系、リップは濃すぎず色づく程度
- 全体を「普段より少しだけ明るく」するのが写真映えのポイント
●髪型のアイデア
- ゆる巻きダウンスタイル:母らしさ+女性らしさが出る鉄板スタイル
- ハーフアップに花冠:華やかだけどナチュラルで、写真映えも抜群
- ショートやボブの人はピンやカチューシャで印象チェンジ!
5. 家族や子どもと一緒に写ると、もっとあたたかくなる
マタニティフォトはママだけでなく、家族全員の「今」を残す写真でもあります。
- パパが後ろからハグしながら赤ちゃんに手を添える
- 上の子がママのお腹に耳を当てて「きこえるかな?」というポーズ
- 家族全員で白Tシャツなどおそろいコーデも可愛い!
撮影中の自然な笑顔や触れ合いが写った写真は、何度も見返したくなる宝物になります。
おわりに|マタニティフォトは未来の私と子どもに贈る「心のアルバム」
今しかないこの時間を、いつかふり返る未来の自分へ。
そして、これから生まれてくるわが子へ。
マタニティフォトは、写真以上の“想い”を写すものです。
「完璧じゃなくてもいい」「高い衣装やカメラじゃなくてもいい」
大切なのは、“自分らしく、心から楽しんでいるその瞬間”を写しておくこと。
このページで紹介したアイデアの中から、「これならできそう」と思えるものを、ぜひひとつでも試してみてくださいね。
きっと数年後、写真を見返したとき、
「このときの私、すごく幸せそう」と、そっと微笑むあなたがいますように。