「ママ、見て見て!」と何でも報告してくれていた毎日。
だけど、最近なんだか距離を感じる。
「一人でやるからいいよ」「別に何もないよ」――そんな言葉に、ふと戸惑い、少しだけ寂しさを感じることはありませんか?
7歳。それは、子どもが初めて“親から心を離してみようとする”時期。
そして母にとっては、“手をかける子育て”から“見守る子育て”へと、ステージを移す節目でもあります。
このタイミングをどう過ごすかで、これからの母娘関係は大きく変わります。
◆ 「大丈夫、ひとりでできる」――その言葉の裏にある成長
7歳前後の女の子は、言葉や行動に目に見える成長が表れる一方で、心の内側にも静かに変化が起こっています。
・友達との関係に悩みながらも、自分で解決しようとする
・感情をぶつける代わりに、言葉を飲み込んでみる
・ママに話したいけど、少しだけ恥ずかしいと思うようになる
「ひとりでできるよ」という言葉の背景には、複雑な感情と小さな自信、そしてまだ残る不安が同居しています。
それを感じ取るには、以前のようにすぐ答えを求めるのではなく、
“見守る姿勢”が何より大切です。
◆ 「見つめて、待って、ちょっと話す」――ちょうどいい母の距離感
7歳の娘に必要なのは、「正解を教える」ことではなく、
「見守られている安心感」を与えること。
子どもが自分の世界を少しずつ広げていく過程では、
時にうまくいかず落ち込んだり、言い争いをしたりと、波もあります。
でも、そんな時こそ「あなたのこと、ちゃんと見てるよ」というメッセージを態度で伝えることが、何よりも娘の心を支えます。
たとえば――
「今日は学校で何があったの?」ではなく、「疲れてない?」と体調を気にするひと言。
「なんでそんなこと言うの?」ではなく、「そう思ったんだね」と受け止める姿勢。
その“ちょっとした一言”の積み重ねが、信頼を育てていくのです。
◆ 七五三は“写真”だけじゃない。母娘の“心の記録”でもある。
7歳の七五三。
それは、単なる行事ではなく、「今しか残せない心の成長の証」を記録する大切な時間です。
七五三の着物に袖を通した娘さんの姿。
ふだんよりも少し背筋を伸ばして、鏡の前でじっと自分を見つめるまなざし。
「かわいいね」と言われて、はにかむような笑顔。
それは、まだ幼さが残る表情と、少女らしい芯の強さが同時に見える、ほんの一瞬の輝き。
そして、そんな娘を見つめるママのまなざしには、「ここまで育ってくれてありがとう」という思いが溢れているはずです。
この瞬間を、心にだけでなく、“写真”という形に残しておくことは、
未来の自分たちへの贈り物になります。

◆ スタジオノーブレムは、親子の“節目”を未来に残す場所です
スタジオノーブレム静岡店では、七五三撮影を「成長の節目を祝うセレモニー」としてだけでなく、
「親子の関係性を静かに見つめ直す特別な時間」として、大切にお手伝いしています。
ただ“かわいく撮る”だけではなく、
・今この瞬間の表情
・お母さんと目を合わせる仕草
・着物を着た小さな後ろ姿
そうした“何気ないけれど、かけがえのない一瞬”を、丁寧に写し取ります。
衣装や撮影の流れ、料金なども詳しくご案内しております。
撮影に関するご相談も、お気軽にどうぞ。
◆ 最後に
7歳という節目は、子どもだけでなく、母親自身にも変化をもたらします。
「これからは少し、離れて見守る」
そんな選択は、きっと簡単ではありません。
でも、それは“愛情を手放す”のではなく、
“信じて任せる”という、母としての進化なのだと思います。
これから始まる第二章の親子関係に、やさしく寄り添う一枚を――
スタジオノーブレムが、心を込めてお届けいたします。